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【ハンドメイド】

ここではロッドの製作やルアーの製作を載せていきます。もちろん生業にしている訳ではないので、勝手に手順(一般的な)を変えたり、材料を変えたりしております。あらかじめご了承ください。又、似たような事をされる方でなぜこうするのとかここはこうした方がと言ったようなご意見等有りましたらメールください。

〜〜〜ミノー編〜〜〜

先日バイクで膝の骨を折ってしまい重作業がしばらくできなくなり、その上PCまで壊れてしまい、暇を持て余してしまいました。1年程前に初めてサクラマスを釣りに行くのに大型のミノーはあまり持っておらず、数を買うとなると結構な金額になるのでいっそのこと作ろうと思い材料を買いました。が、結局作らずじまいで、シーズンを迎えなんだかんだ終わってしまい当時買った材料がそのまま残っていました。さらにそこからさかのぼる事5年前、板金やに勤務していた時にバスプラグを作ろうと思い買っておいたエアブラシも有りました。そこでこれを機に作ってみる事に…。

もちろん今回初めて作るのでとりあえず去年買ったメイキングの本などをひっくり返し各ビルダーの道具や手法を見て、ムラセミノータイプとハンクルタイプ(両方とも最終的には微妙に形が変わってしまった。又、ここではムラセタイプを紹介します)を作ってみることにしました。

材料。ほとんどがホームセンターで手に入る。 まず、長方形に線を引く。テンプレートよ
りやや大きめの方が初心者には○。
線の通りカッターで切る。一気に切ろうと
せず分けて丁寧に切ったほうが後で楽。
切り終えたブランク
切断面をきれいにする。
あまり重要ではないが、一応。
片面を黒く塗る。
貼った時に中心が分かり易い。
型紙を切り出す。 型紙を貼り(書いても可)両面でブランクを貼る。
あまり沢山張ると後で剥がし難いので注意。
貼り付け後 側面の輪郭を削る。
機械が無い人はカッターで切る。
上面の輪郭をケガキ、削る。
これも機械が無い人はカッターで切る。
比較。
角を削る。 角を削り、できた角を削る。
ある程度でペーパーで整形。
比較。 比較。
削りの完成 両面をはがし、左右を割る。
構造線になる針金を用意。ステン#20
シャフトなどを利用して、アイを作る。 構造線を当て溝を掘るためケガいておく。
糸を巻き、瞬間接着剤等で、
ほどけぬ様固める
溝を彫刻等などで彫る。 エポキシ接着剤等で左右貼り合わせる。 乾いたらセルロースにディッピング。
ビルダーによりつける回数などが違っていたので
自分は3回ほどつけて#800の耐水ペーパーで
慣らし、その後ひっくり返して2回やりました。
ヤスリにアルミホイルを置き、布で擦り
ウロコ模様を付ける
両面で本体に貼る。
この時しわが入らないようにする。
この後ホイルの段差がなくなるまで
ディッピングする。
着色はもちろん個人の自由に塗れば
いいかと思います。
塗りあがり。この後2回ディッピング。 リップの切り出し。
今回1.5mmポリカ使用。
のこで切込みを入れ瞬間で接着。 こんな感じ。
丸い棒で目を入れる。
その後はウレタンでコーティング。
フックを付けて完成 今回作ったもの

今回はムラセタイプ13cmを5本、9cmフローティング改シンキングを6本、9cmフローティングを6本、ハンクルタイプ12cmを3本、6cmを6本造りました。回を重ねるごとに要領は掴めてきてます。いままでブラウニーやトゥインクル等、高いな〜と思っていましたが、苦労を考えると…。
一応スイムテストをしましたが、何とか泳ぎました。リップの角度や大きさ、ボディー形状、重さ、などとアクションの関係が勉強になりました。もちろん極めたわけではないのでまだまだこれからですが、これを機に少しづつ造っていこうと思っています。

次回ロット コーティング風景



???疑問???

-----なぜバルサ&ウッド製ディープダイバーは少ないのか?-----

以前から思っていたのですが、ハンドメイド、マスプロ製問わず、木製ディープダイバーがこんなにまで少ないのか今まで不思議でした。思いつく物ではトゥインクルディープ(ウッド)くらいしか有りません。そこで作ってみました。上の写真がそうなんですが、型取りまでは通常と同じですが、最大のネックはコーティング、塗装の前の段階でリップを付けなければいけないと言うことです。造ったことの無い方はそれのどこが大変かわからないと思いますが、コーティング、塗装の段階でリップがついていると第一に邪魔。第二にポイントポイントでマスキングをしなければならないのです。又、今回挑戦したのは本体の鼻先にアイを付けて大きいリップを付けるタイプではなく(これであれば、後でリップをつけられる)、リップの途中にアイの付くタイプ(プラスティックミノーで最もオーソドックスなタイプ)挑戦しました。これを造るにあたり難関がありました。市販のダイバー(樹脂製)は見ていただくと分かると思いますがリップの裏側にあごからアイの裏側まで補強が入っています。それを良く見ると中に本体からアイまで構造線が貫通しておりアイとリップに掛かる負担が構造線に逃げる仕組みになっています。完成品のリップが手に入らない私はかなり悩みました。とりあえず考えたのは市販ミノーのリップを型取りし、FRPで製作する方法です。しかしこれは物が小さいだけにコンスタンスな大きさの物ができないのと、それをいちいち整形する手間、又FRP自体はどうしてもグリーン掛かった乳白色になってしまうのでやめました。そうするとポリカ製のリップを付けるしかなくどう付けるか考えました。先ほど書いたように構造線をアイまで通さなくてはなりません。裸で通すと魚が掛かったとき引っ張られますし、ブレてしまいます。いろいろ考えた挙句、金属パイプの中に構造線を通しそのパイプごと本体に差し込んでしまう方法です。まだ実釣で使ったわけではないので、この方法で大丈夫かどうかは分かりませんが今の所この方法がベストではないかと思い、とりあえず製作に掛かりました。

このほぼ倍の長さを頭に埋め込んでいます。

とりあえず完成し、一番最初のコーティングの段階でスイムテストをしました。が、潜るが全く泳がない!今考えるとどこからそんな自信が出てきたのか分からないがなぜか10本も作ってしまいました。念のため全部テストしましたが、全滅でした。何が悪いのか…聞いたところ、まずウエイトが足らないのではないかと言う意見がありました。早速1本ドナーにし、テープでいろいろな所に貼り付けテスト。がしかし泳ぐもののあまり良い動きをしません。とりあえずウエイトの位置を決めドナーブランクミノーに差込み固定し、リップを大きくしたりカットしたりして今度は水の抵抗を変えてみました。大きくすると、泳ぎがどんどん悪くなり、小さくするとさほど変わりません。なのでリップの大きさはそのまま行くことにしました。だけど市販のダイバーと比べると、やはり動きが小さい…。今度はアイを調整してみる事にしました。通常リップのミノーなんかは、アイをリップから遠ざけると動きがゆるくなり、アイに近付けると、動きが大きくなります。が、今回はそのリップに直接アイが付いているのでどうしようかと思いましたがセオリーどおりアイを前方に曲げてみるとだいぶ動きが良くなりました。ついでなのでいろいろ試してみましたが、今の位置よりも後1mmアイを前に移動すると突然泳がなくなり、本体に近付けると動きがゆるくなります。又、アイをリップと垂直方向に遠ざけるとやはり動きが鈍くなり、近付けると動きがキビキビしだします。かなりセッティングはシビアでした。とりあえずドナー以外のものはすべて泳ぐようになり何とかしのげました。ディープダイバー=潜るとバルサ=浮くの相反する性質があまりいけなかったようです。

腹に穴をあけられリップを切り飛ばされたドナー君。ちなみに
バランスは腹のフックの少し後ろ位に持っていくのが良いようです。

結果、木製ミノーでディープダイバーを作るのはコスト的に掛かりすぎることが判明しました。樹脂で十分です。

今回の完成品 次回作18cmウッド製ダィープダイバー(シイラ用ラークはロング)
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