汗をかいても元通り
ダイエットをしようと、サウナスーツを買ったり、サウナに通ったりしている人も多いだろう。ところが、これらを間違った解釈で利用し、ダイエット効果が現れなかった、という意見も多数ある。
たとえば、汗をかきやすくするためにサウナスーツを買った人は、体に熱がこもって蒸れてしまい、体にあせもができて悩まされたそうである。 また別の人は、サウナで思いっきり汗をかいても、その後飲むビールが異常においしく感じて、どうしても飲みすぎてしまうのだそうである。結局、サウナを続けてもビールをやめることができずに、それを繰り返して、逆に体重が増えてしまったそうである。
汗をかいて簡単にやせる方法として、サウナを利用する人は少なくないだろう。もちろん、じっと高温のサウナに入っていれば、すぐに汗がじわじわ出てくるし、短い時間で体重が1、2キロは減るかもしれない。こんなに簡単にダイエットできる方法はない、と思う人もいるだろう。ところが、サウナに入って出た汗は、脂肪が燃やされたものではなく、体内の水分によるものである。
また体重が減ったのは、体内の水分が一時的になくなっただけで、ダイエットとしてはまったく効果はない。さらに、人間の体は、一定の水分量を保とうとする働きがある。サウナから出たときに、非常にのどが渇くのは、体が水分を必要としているからである。その場合、お茶や水を飲んで補給すれば良いのであるが、冷たいビールやジュースなどの糖分が多い飲み物を飲んでしまっては、カロリーを摂りすぎてしまい、ダイエットの意味がまったくなくなってしまう。