| 曹洞宗 「長澤山永徳寺」 本尊に弥勒菩薩を祀る 天正(1573~)年間?藤井氏 の開基、矢掛洞松寺の梁山全桂の開山と伝う |
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| 2011/07/05 仁科会館に集合し、10:00時出発~11:15時の行程でした。 | ||
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探索の発端 里庄には「新庄城」と呼ばれ る城があった(「日本城郭大 系・岡山県里庄」)。また尼子 軍の南下を阻む為、「里庄町 誌」には天文18年(1549)新庄 小山他5ケ処に物見の番・足 軽を三人ずつ出張させた、と の記述あり。(「細川戦記」) この新庄城あるいは新庄小山 の比定地として、仁科会館か ら東へ500mほどの新庄丸山 がその場所ではないか、との 説を今井在住のK氏から伺っ た。新庄丸山は標高40mほど の小山であり、天文年間には 曹洞宗永徳寺なる寺の開基 があった場所でもある。 当日は探索ウォーキングの 参加を募り、総勢10名。K氏 の案内でこの場所を巡った。 ただ新庄小山であるという確証 は得られず、別の候補地として 大原の殿山だという説もある。 そんなロマンを描きながら 歩きに汗した半日である。 |
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| 永徳寺縁起(「里庄村誌」「里庄町誌」を引用) 町誌に云う「天沢山永徳寺は浜中の丸山にある。天正の頃俗称藤井氏(長山賢寿居士[慶長6年1601没])の開基で、本山は曹洞宗能州鳳至郡門 山村総持寺(現石川県輪島市より横浜に移転)、中本寺は小田郡横谷村洞松寺の住職梁山全桂(天正二年甲戊[1574]年七月寂)の開山で、本尊は 弥勒菩薩。脇仏は右、修理菩薩(=大権菩薩)左、達磨大師である。禅寺では普通は釈尊を本尊とする。当山はもと小院で、長年月頽敗(ママ)し霜 雪のおかす所であったので、第四世白鳳全珪がこれを嘆き、十方に振錫して一毫の勝縁を結ぶことを求めたが、不幸短命で功を果たさず、第五世慈 雲徳盈が当山に住する様になり、その志を継いで浄財を集め、殿堂を建立することを成功した。昭和四十二年十二月、寺院建造物が老朽したの で取払い、その前面に家屋を新築して仏像等を収めた。 1.文化十年日記(1813)[大浦神社所蔵、享保よりの古書類記録] 文化十酉年七月二十八、浜中永徳寺、右御悔(おくやみ)並びに御混雑御見舞旁々、大庄屋の内惣代鳥越清兵衛。 2.寛政三年御改め(1791)[安倍時夫氏蔵] 下新庄村禅宗永徳寺 慈範 去酉四十六才 弟子〆三人 が舟木山洞松寺の弟子に相違なし、という札を青木源五郎殿御内(麻田藩家臣)宛て発給す。 3.歴代住職一覧 開山(初代)梁山全桂、天正二年[1574]寂~第十六世赤重哲英(現在:昭和46年町誌発刊まで)」 (洞松寺史料によると梁山全桂禅師は第46世、天正二年七月廿二日寂、笠岡威徳寺三世・瑞雲寺三世・金龍寺開山・上合寺三世とあり) 昭和2年刊行の『里庄村誌』には、 第17世後住として、「田邊恵光尼常住」とある。当時(s二年)の檀家数は十軒(入江4、富岡6)でいずれ も里庄域外になっているのが注目される。 また同書には藤井氏開山記述はなく、細川道董の創建だという説もある、と紹介記述がある。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 写真左上:石垣の敷地には、無住の前まで安寿(尼僧)さんが住んでいたという。寺から少し離れた南面には「天満宮」と「金刀比羅宮」の小祠あり。 写真左下:寺墓所に建つ十七基の無縫墓。円形に建ち並んでいるが年号が読めず、並び順は不明。右端中央には首折れ地蔵が一基建っていた。 写真右上:廃屋内部の様子。寺院が毀ち殿堂に移す、との記述からこのスペースに収容されたものと思われる。ただ弥勒菩薩像は見えなかった。 写真右下:丸山をかすめてJR山陽線が走っている。この場所に踏切がある。この踏切の名前に唯一「永徳寺」という寺名をとどめている現状。 |
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| 里庄の新庄・浜中は南は元浅口郡西大島と接し、西は小田郡絵師・富岡村と接している。つまり交通が交叉する要衝であった。 上の写真でこんもりとした小丘がふたつ写っているが、関ヶ原合戦の時代にはこの近隣は海が迫りぽっかりと浮かぶ島だったかもしれない。 左側の沖の明神社は古新田の堤趾で右側の丸山には砦としての機能していたかも知れない。だとすれば、舟による往来を想起すべきであろう。 |
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| ☆2011/12/05 『古戦場 備中府志』巻之五 浅口八郷 河智・間人・船穂・占見・川村・小坂・林・大嶋 古城 下新庄村 城主天野右衛門尉。先祖は関東太平記に武蔵の合戦に、天野民部旗頭として母衣の一揆千五百騎とも記し華』 |
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| サイト内リンク 沖の明神社⇒ ClickHere 位置図:里庄町新庄丸山 |
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