霧見神社(「岡山神社一覧」より)
旧村社:笠岡市相生1068
主祭神:伊弉冉尊・伊弉諾尊
例祭:十月十日 境内地:226坪
摂末社:大歳神社 氏子数:60戸
由緒沿革:口碑によると、当地方では
近江國多賀大明神の信仰が厚く、正
暦年間(990-995)に御分霊を勧請し
て多賀権現宮として奉斎した。
宝暦四年(1754)五月、代官内方鉄五
郎が高さ四尺余りの石造の丸灯籠を
奉納している。今日に至っても、御代
官燈籠と呼ぶ(当時木之目は天領)。
明治3年12月霧見神社と改称し、同5
年村社に列格した。
霧見宮への道ゆきは1枚目の写真、基幹道路から北へはいる。そうすると右側の断崖にまるで城壁のような石積みの上に社が見える(2枚目)。鬱蒼とした緑に囲まれた社という一般的なイメージとはかけ離れた、むき出しの山肌と巨岩がそのままの情景の社殿はユニークである。参道は広く、3枚目の絵のとおり後ろの山全体がご神体であるように鳥居があって大原焼きの狛犬が出迎えてくれる。境内には石灯籠、自然石の「地神」石、その他小祠があり、急勾配の階段が本殿にむかって登っている。拝殿と本殿と他にも境内別社が3祠あり。この拝殿前からの眺望は東西からの往来が眼下に広がり、山城の見張郭だといっても異論はでないであろう。この社が多賀権現と長く呼ばれていた時代、どんな人がどの時代にどんな理由でこの地に勧請されたのか、龍王山にある八大龍王善社と共に木之目村の鎮守であったことを考えると興味が尽きない。
位置図:笠岡市相生
2008/12/28
相生の「霧見神社」
断崖の切り立ちに鎮座せり
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