狼よさらば Death Wish(1974年/アメリカ/1時間33分)
劇場公開サイズ 1.85×1<マスキング・ビスタ> 
監督/出演 監督:マイケル・ウィナー/出演:チャールズ・ブロンソン、ビンセント・ガーディニア
国内版ソフト ビデオ/LD=撮影画面スタンダード・サイズ
米版ソフト DVD=ワイド(1.78×1)、ビデオ/LD=撮影画面スタンダード・サイズ

撮影画面STDサイズ
劇場公開ビスタ・サイズ
画面比較

ブロンソンの最高傑作にして社会派映画の傑作。チンピラに妻を殺され、娘を廃人にされた男が、夜な夜な復讐のため町のダニどもを殺してゆく...。彼の自衛の行為が共感を呼び、犯罪率は下がるのだが...。日本ではコロムビア配給、ビデオ、LDなどのソフトもコロムビア(ソニー)から発売されていたが、米本国での権利はパラマウントにあるようだ(製作はディノ・デ・ラウレンティス)。

友人に連れられ、射撃場で銃を撃つシーン。ビスタ版ではやはりやや天地が詰まったような感じになってはいるが、それほど違和感はない。

当初、ブロンソンはこの役を演じるのをためらったという。それまでのイメージとはまったく異なるからだ。初めて人を殺した後で、吐いてしまう役を本人曰く「ダスティン・ホフマンが演じる役だと思っていた」。

賊の返り討ちに合い、病院にかつぎこまれたブロンソンと刑事。刑事が「この町から出て行ってくれれば、銃は川に捨てるがね」と提案するシーン。ビスタ版でも銃はしっかり映っており、構図的にもおかしくない。

駅でチンピラに絡まれていた女性に手を貸し、チンピラに向って銃を撃つまねをするラストシーン。いかにも続きがあるような終わらせ方だが、やはり続編『ロサンゼルス』が作られた。原題“DEATH WISH”シリーズとして第5作まで続いたが、3作目以降は単なるB級アクションとなってしまったのは残念だ。
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