Feature of SERA

セラという車の最も分かり易い外見的な特徴はガルウイング機構の開閉ドアとグラッシーキャビンでしょう。
国産車のガルウイングは数が少なく、他にはAZ-1くらいなものでした。
今では、20万〜からガル化できるキットも売っていますが、まぁ普通に考えるとガル化は非常に高額なプランです。
ガルウイング標準搭載の車としての認知度はランボルギーニに匹敵する程です(あくまでガルウイングの車として)。
まぁ、それ故の弊害もあるんですが…(笑) 詳しくは『セラの怖いところ』参照。

グラッシーキャビンとは……なんとも文では説明しづらいのですが…
『まるでオープンカーのような開放感!』を味わえる天井まで広がるガラス面…って言えばいいですか(笑)
詳細は下記各項目をお願いします。

セラには通常版の他に、SL(Super-Live sound system)なるサウンドに特化したグレードも存在しました。
セラSLは当時としては世界初の10スピーカーによるバツグンの音響効果を計算されたものでした。
もっとも、既に10年以上も前の最先端ですので、今となっては旧時代の産物。
今ではbBに形を変え受け継がれているんじゃないでしょうか?(笑)
こうしてみると、トヨタは昔からカーミュージックには進んで取り組んでいたものだと分かります。

ガルウイング
この項では、ガルウイングについて記述しようと思います。
まずガルウイングとは、ドアが水平ではなく上下の開閉機構を持つこと。
扉を開いた姿を正面から見るとカモメ(gull)ように見えることから名付けられました。
しかし通常のドアとは機構が違う為、コストやメンテナンスの面から多くの車種には採用されていません。
有名な例を上げると、メルセデスベンツやランボルギーニ等のスーパーカーの類ですね。
国産ではトヨタのセラとマツダのAZ-1くらいです。後はガルウイング化に改造した車が大多数です。

ガルウイング

ガルウイングはドアを上に広げる姿、その特異性から普通に目立ちます。
その為、目立つのが好きな車乗りにはガルウイングとは一つの憧れにあたる存在、らしいです。
セラはそんなガルウイングを標準で搭載している数少ない車です。

後ろから

やはり開き方が大分違うので、ガルウイングは乗降に多少慣れが必要です。
しかしそこを格好よく乗りこなしてこそ、ガルウイング車乗りでは無いでしょうか、と思います。
では次にセラのガルウイングの構造を少し。

ダンパー

セラはこのようにダンパーによって開閉を補助しています。
ドアが重い、自然と下がってくる…と言った場合はダンパーのエアが抜けてきています。
そうするとドアが自動で下がるという簡易処刑台になってしまいます。
ダンパーがヌケてきたら速やかに交換を推奨します。大体片方3万くらい。
しかしセラはベンツやスーパーカー類のガルウイングとは若干機構が違うのです。

参考に

上の写真は国産クーペのガルウイング化したものです。
ベンツ等は垂直にドアが上下するタイプ(上写真)ですが、セラは違います。

スタンバイ

セラは正面から見ると。

フルオープナー!

コガネ虫みたいに見えます。
このことから、セラはフォルムに関しては議論が紛糾してたりしてなかったりしています(笑)


グラッシーキャビン
光の降り注ぐ空間。それがセラの目指した空間演出でした。
それを形にしたのが『グラッシーキャビン』と呼ばれる天井までガラスで形成された特殊なボディーです。
セラは世界一ガラス面積の多い車としても有名です。
なにせ天井・リアガラス・フロントガラスの面積が広大で、屋根など殆どフレームのみです。
特殊なボディの為、セラはウインドウも珍しい『アクセスウインドウ』という物を採用しています。

アクセスウインドウ閉 →  アクセスウインドウ開

と、このようにウインドウも中々お目にかかれない特殊な物です。
まぁ、この形状故に、雨の日は少しも開けられないしドライブスルーは結構大変です(笑)
次にグラッシーキャビンについて。
セラは天井の大部分がガラスで出来ています。
その為、全天候型オープンカーのような空間を演出してくれます。
暖かな季節、涼しい季節。車内から眺める空は特別な光景を見せてくれます。
しかし、夏場は最悪(笑)
車内の温度は80℃を振り切り(!?)、その暑さは常夏のビニールハウスそのものです。
そこをちゃんと考慮してくれたトヨタ。
天井部の日除けを作ってくれました。

日除け有 →  日除け無

このように脱着が可能で、夏場はこれで直射日光をしのぎます。
外見的には

日除け有 →  日除け無

このような感じで違和感があんまりありませんよね?
セラの本質たるグラッシーキャビンを封印すると、真のセラ乗りからは批判される傾向にあるようです(笑)
でも……暑いんです!!(本当に)

ちなみに世界最大面積を誇るセラのリアハッチを開けるとこんな感じ。

リアハッチ開

えも言えぬ違和感を感じます。


セラ的デザイン
セラは当時としては様々な技術を注ぎ込んだ車でした。
それらはガルウイング、グラッシーキャビン以外にデザインにも注がれました。
セラのドライバー・インタフェースは中々に特徴的的です。
例えばセンターパネル。

センパネ

中央上の丸いのはエアコンの噴出し口です。
指でちょんと押すと開く仕掛けです。
まぁ…色々私物が多く映っていますが、気にしない方向で(笑)
他にはメーターですね。

メーター

このように円にそうように数値が配置されていてユニークです。
そしてセラは4人乗車可能な車です。ではリアシート。

リアシート

スポーツカーの宿命、2ドア故、シートをずらさないと後部座席へは入れません。
セラの後部座席は体格の大きい人にはリアガラスに頭が当たって狭い感じ。
170cmの人乗せたら狭そうでした。
後部座席は以外にもシートレイアウトがついています。

シートレイアウト

このように、シートを倒すことも可能なのです。
そしてリアガラスを開けての車内は以下の感じ。

後ろから

もちろん、蓋を開ければ荷物入れになっていますよ。

パカッと

次にガルウイングドアの特殊な内張りです。

内張り

このように、妙な窪みがありますよね? 実はコレ

フィット

このように腕がジャストフィットするようになっているんです。
これにより、ごく自然な体勢でドアを楽に開けられるように考えられているんです。
では更にコクピット全景を。

コクピット センパネ中心

このようになっています。ドライバー主体の作りになっているのが分かると思います。
では後は乱雑にセラの各部をアップで。

リアハッチ  リア
バリバリのスポーツカーというより、実用性のあるクーペとしての車。
セラはそんな車だと思います。
それでは最後にセラのエンブレムを。

エンブレム

実は結構好きです。




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