故宮(スナップ集) 1
中華帝国の中枢部、紫禁城。
明代の14人の皇帝、清代の10人の皇帝が住みの491年間、
中国を統治した宮殿で、城内の面積72万平方m。
約9000の部屋があるといわれる。
3月の末、一人で故宮に行ってきました。
故宮はもう7,8回目です。
何度行ってもそのスケールの大きさに圧倒されますし、
中国皇帝の絶大な権力を感じます。
樹も土もなく広い広い石畳と、左右対称をなす建物、
全てが人工的なので、自然志向の強い日本人には疲れる空間でもあります。
樹がないのは暗殺や不穏な密会などの動きを防ぐ為らしいです。
わたしには殺伐とした雰囲気さえ感じます。
しかし当時は煌びやかな宮廷人たちが行き交い、
数々の式典が行われた空間ですから
現在の雰囲気とはまた違っていたことでしょう。
今は農協さん団体風の「おのぼりさん」でいっぱいでした。
故宮の中に誰でも入れる良い時代になったものです。
故宮の説明は「旅行ガイドブック」におまかせして、
このページは 「美しい造形のスナップ集」 とさせていただきます。
場所名もあまり分からないまま、美しいもの、面白かったもの、感動したものを写真に撮ってきました。
「徹底して贅をつくして作りあげたもの」は、やはりそれだけの値打ちがあり美しさがあります。
故宮はもとより、世界中の文化遺産や博物館に残る昔からの「芸術品」は絶大な権力の集中下で創造されたものが多いですね。
現代社会になって、権力の一極集中がなくなったのは良いことではありますが、芸術工芸品の制作ということに限ればどうでしょうか。
富の分散のため現代のものはそのスケールが小さくなってきたのは事実だとおもいます。
広大な故宮を見物しながら、ついそんなことも思ったりしました。
今回は珍宝館、 絵画館、時計館などの展示館には行きませんた。
素晴らしいものがたくさんあります。
故宮を全部丁寧に回ると一日でも足りないといわれています。
なお故宮の真の名品は台湾の博物館に納められています。
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天井飾り
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澄瑞停 乾清宮
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石の造形
龍彫石(重さ20トン)大理石の一枚岩 皇帝専用の道
北京郊外50Kmの房山から切り出され、冬季に道を凍結させて運んだ。
2万人の人手で28日かかったといわれる。
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中和殿と保和殿 石の階段
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社稷停 国家政権の象徴 石の彫刻が美しい
蟠龍頭 1142本の龍頭があり雨の時には水を排水し ![]()
「千龍吐水」となる
石の日時計 (皇帝が時間計量の全てを司っているという象徴)
長い年月と多くの人々によって踏まれ磨耗していった石畳
この石畳は様々の歴史のできごとを見ていたことでしょう。
丹精こめて作られたモザイクの石道
意匠は四季の風景から民間伝説までいろいろで、同じデザインのものはないという。
屋根
屋根の上の魔よけの動物 太和殿は11個もある
後三宮の基台 故宮の象徴である 黄色の瑠璃瓦
黄色
黄色は古代から土を表し中央を示す高貴な色とされた。
唐代の頃には皇室専門の色と決められたようである。
皇帝の肖像画をみるとたいてい黄色の衣服を着ている。
しかし、一方で黄色は腐敗や堕落の象徴にも用いる。
今、「黄色小説」といえばエロ小説、「黄色電影」はピンク映画
のことだから面白い。 中国のテレビを見ていると
犯罪嫌疑者はたいていオレンジ色か黄色のチョッキを
着せられているから面白い。
置物
青銅獅子像(乾隆期)
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鼎炉 胴壺 火災予防にも使われた
九龍壁
門
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午門
つづきは
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