・VG-8EXのレイテンシを測ってみる。  表紙に戻る
   VG-8EXのGK入力に矩形波を入れてみる。

いんとろ

前回はVG-88のレイテンシを測ったが、それならばVG-8EXを測らない訳にはいかない(笑)
GK Snooperで確認した結果、VG-88と同様にGK入力の1弦部分なら1kHzの矩形波で測れると判断した。
今回もGK入力の1弦部分の入力用に「1弦君」を併用する。

実験方法

基本的に前回の方法と同じだがVG-8EX独自の機能もあるので少々違う。

具体的には

・UA-5の左出力をそのままUA-5の左入力に接続。
・UA-5の右出力を1弦君経由でVG-8EXのGK入力に接続し、VG-8EXの左出力をUA-5の右入力に接続。
前々回の実験で使った矩形波を用意。
・16bit 44.1kHzに設定したCubaseで矩形波をUA-5からステレオ出力し、UA-5のステレオ入力で録音。
・録音結果をCubaseのサンプルエディタで開いて左右のチャンネルのズレをサンプル単位で確認。
・msの算出はサンプル/44.1で四捨五入して小数点以下2桁に。

こんな感じ。

実験その1は1kHz、2kHz、4kHz、5kHz、10kHzの矩形波で測定。
実験その2は1kHzの矩形波を使ってアンプヘッドとスピーカとエフェクトをON/OFFして測定。
実験その3は1kHzの矩形波を使ってその他少々。

VG-8EXの音色はプリセットA11の「StratC&R」を基に使用。

実験結果その1:1kHz、2kHz、4kHz、5kHz、10kHzの矩形波を入れてみる。
図の上の波形がVG経由無で下の波形がVG経由有。
図の上の波形の最初の半周期が0になる所から下の波形の最初の半周期が0になる所まで選択。
図の右上の選択範囲(サンプル単位)=VG-8EX経由によるレイテンシと解釈した。
波形が見易いよーにエフェクトは全てOFF(COSM GUITAR+アンプヘッド+スピーカ)にしてあります。
COSM GUITARを経由すると波形が見辛い(^ ^;
位相が逆になってるのはとりあへづ気にしない。

1kHz
VG8EX_1kHz
41サンプル≒0.93msですな。

2kHz
VG8EX_2kHz
43サンプル≒0.98msですな。

4kHz
VG8EX_4kHz
43サンプル≒0.98ms...みたい。

5kHz
VG8EX_5kHz
43サンプル≒0.98ms...でしょーか?

10kHz
VG8EX_10kHz
これは...解りません(^ ^;

実験結果その2:1kHzの矩形波を使ってアンプヘッドとスピーカとエフェクトをON/OFFしてみる。
エフェクトのノイズサプレッサは波形の頭への影響が大きかったのでOFFに設定。
図の解釈は実験結果その1と同様。
ちなみにGK入力ではCOSM GUITAR OFFだと音が出ません。
VG-8EXはアンプヘッドとスピーカが個別にON/OFFできるので両方試してみました。

実験結果その1の1kHzはCOSM GUITAR+アンプヘッド+スピーカのレイテンシ。
VG8EX_1kHz
41サンプル≒0.93msですな。

それからスピーカをOFFにするとCOSM GUITAR+アンプヘッドのレイテンシ。
VG8EX_EFF_SP_Off
31サンプル≒0.70msですな。

今度はアンプヘッドをOFFにしてCOSM GUITAR+スピーカのレイテンシ。
VG8EX_EFF_AMP_Off
26サンプル≒0.59msですな。

元に戻してエフェクト全てをONにするとCOSM GUITAR+アンプヘッド+スピーカ+エフェクトのレイテンシ。
VG8EX_EFF_All_On
41サンプル≒0.93msですな。

それからスピーカをOFFにしてCOSM GUITAR+アンプヘッド+エフェクトのレイテンシ
VG8EX_EFF_All_On-SP
31サンプル≒0.70msですな。

今度はアンプヘッドをOFFにしてCOSM GUITAR+スピーカ+エフェクトのレイテンシ。
VG8EX_EFF_All_On-AMP
26サンプル≒0.59msですな。

それからスピーカをOFFにしてCOSM GUITAR+エフェクトのレイテンシ。
VG8EX_EFF_ONLY
17サンプル≒0.39msですな。

それからエフェクトを全てOFFにするとCOSM GUITARのみのレイテンシ。
VG8EX_EFF_SP_AMP_Off
17サンプル≒0.39msですな。

実験その3:1kHzの矩形波を使ってその他少々。

素の「StratC&R」を紹介。
アルゴリズムは「AMP MONO」でピックアップは「MOD-ST」の「C+R」。ピッチシフトはOFF。
アンプヘッドは「American Tweed」でスピーカは「Classic 2*12」。
エフェクトは「REVERB」がONで「MOD」「Delay」がOFF。
VG8EX_StratCR
ノイズサプレッサがONだとこんなふーにアタックが小さくなります。
エフェクトのON数とレイテンシは関係無いのかしら?
ちなみにVG-8EXにはOFFできないEQも入ってます。
41サンプル≒0.93msですな。

アンプヘッドとスピーカとエフェクトをOFFにしてピッチシフトをONにしてみる。
「String」モードでユニゾン(シフト量0)に設定してダイレクト音だけの出力を見る。
VG8EX_CosmGuitarPS1D
遅れは増えてない模様。
17サンプル≒0.39msですな。

今度はシフト音だけの出力。
VG8EX_CosmGuitarPS1E
シフト量0でもシフト音はかなり遅れる。
385サンプル≒8.73msですな。

モードを「Harmo」にしてユニゾンに設定したダイレクト音。
VG8EX_CosmGuitarPS2D
こちらも遅れは増えてない模様。
17サンプル≒0.39msですな。

そしてシフト音。
VG8EX_CosmGuitarPS2E
同じよーな遅れ具合。
385サンプル≒8.73msですな。

モードを「Pedal」にしてユニゾンに設定したダイレクト音。
VG8EX_CosmGuitarPS3D
これまた遅れは増えてない模様。
17サンプル≒0.39msですな。

そいでもってシフト音。
VG8EX_CosmGuitarPS3E
こちらも同じよーな遅れ具合。
384サンプル≒8.71msですな。

えんぢんぐ

実験結果その1はVG-88と比べて半分程度。
実験結果その2の結果をまとめると

・エフェクトのON/OFFはレイテンシと無関係。
・COSM GUITARだけだと17サンプル≒0.39ms。
・アンプヘッドは14サンプル≒0.32msでスピーカは9サンプル≒0.20ms?
 全部足すと40サンプル≒0.91msなので実験結果よりも1サンプル≒0.02ms異なるが...誤差の範囲?

と、ゆーことかな?
位相が反転してるのはCOSM GUITARの所為らしひ。
で、実験結果その3をVG-88と比べるとピッチシフトでの遅れが大きいみたい。

今回も1つの音色しかいぢってないので念の為。
相変わらずどっか間違えてるかも知れないし(笑)
アンプヘッドやスピーカの設定でも変わるかも知れないし。
力尽きたので今回はここまで。

さて、最後までお付き合い頂いたお礼にお土産を用意しました。
・実験で使った各種WAVファイル。
・この頁。
の2点セットです。

え”?要りませんか?(^ ^;
まま、そうおっしゃらずにどうぞ

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